
ゲーム配信をしていて主に困ることといえばマイク音とゲーム音のバランスです。配信前に設定を細かく合わせたはずなのにゲーム音が急に大きくなるとマイク音を上回ってしまう……なんてこともしょっちゅうあったりしますよね。結果的にゲーム音をすごく小さくしてしまったり、マイク音を割れるほど大きくしてしまっている配信を見かけたりすることもあります。
そこで今回紹介するサイドチェインコンプレッサーの出番です。これはコンプレッサーの機能のひとつで、別の音声ソースを監視してそのソースから音が入ってきたタイミングでコンプレッサーを機能させるようにすることができます。つまりゲーム音側のフィルターにサイドチェインコンプレッサーを入れておけば、マイクで話し始めたタイミングでゲーム音を下げることが可能になります。
使用するツール
実はOBS Studioに標準で搭載されているコンプレッサーにこの機能が既に乗っています。追加でソフトをインストールする必要はありません。(べんり)
設定方法
OBSのゲームキャプチャー側のフィルタ設定を開いてコンプレッサーを追加します。このときに大切なのは「既にコンプレッサーの設定があっても新しくコンプレッサー設定を追加する」点です。既存のコンプレッサーとは全く違う新しいコンプレッサーを追加するものだと考えてください。
というわけで新しくコンプレッサーを追加します。

コンプレッサー設定項目のサイドチェイン/ダッキングソースの欄が今回の設定の要点です。上の5項目が有効になるタイミングはサイドチェイン/ダッキングソースから音が入った時になるので、マイクをオフにしたりゲームや作業に熱中して無言になっている時はコンプレッサーが効かないようになります。
設定値に関しては各自の環境に合わせて調整をする必要があると思います。僕の場合はclaude opus 4.7にゲーム音・マイク音の設定を教えて最適値を聞いたら「こうしなさいよ」って言われたのでそうしました。彼らも最近性能がかなり上がっているので荒唐無稽な設定値は言わなくなって来ましたね〜。(注:2026/07/20時点ではこういう相談事にはOpusを使わなくてもよいと個人的には思います。Sonnet5が十分機能を果たしてくれるでしょう)
フィルターの設定順序
フィルターの設定順序についても説明しなければなりません。キャプチャーボードにコンプレッサーやリミッターを付けるケースはあまり多くないかもしれませんが、そういうものを既に付けている場合にサイドチェインコンプレサーを一体どこに置けばいいか悩むかもしれません。
サイドチェインコンプレッサーは他のコンプレッサーの前に設定するのがよいでしょう。サイドチェインコンプレッサーによってマイク音より下がった音量を他のフィルターで操り直すイメージです。

既存のコンプレッサーの前にサイドチェインコンプレッサーを入れてある
(最下部のVST 2.x プラグインはYoulean Loudness Meter)
上記画像は私のキャプチャーボードのフィルター設定です。
ゲーム音が割れないようにゲインを調整したりコンプレッサーを入れてあるため、その既存のコンプレッサーの手前にサイドチェインコンプレッサーを加えてあります。
使用例(という名の宣伝)
以下が実際の使用例です。自分の配信で使っているのでアーカイブのURLをいくつか貼っておきます。
ゲーム音が急に大きくなるようなタイミングでも話し声よりは下がってくれているのが確認出来ると思います。
あとよろしければ(本当によろしければ)チャンネル登録をどうぞよろしくお願いします🙏🙇♂️
書いた人
書いた人はすかー(bwscar221)さんです!
詳しいところの紹介は自己紹介の記事を出してます。そっちも読んでね🙇♂️


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